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伝兵衛
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でんべえ
ふりがな文庫
“
伝兵衛
(
でんべえ
)” の例文
旧字:
傳兵衞
即
(
すなわち
)
荒木古童
(
あらきこどう
)
が『
残月
(
ざんげつ
)
』、
今井慶松
(
いまいけいしょう
)
が『
新曲洒
(
しんきょくさら
)
し』、
朝太夫
(
あさたゆう
)
が『お
俊
(
しゅん
)
伝兵衛
(
でんべえ
)
』、
紫朝
(
しちょう
)
が『
鈴
(
すず
)
ヶ
森
(
もり
)
』の
類
(
たぐい
)
これなり。
一夕
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
じつあ、あの町奴め、さかさねこの
伝兵衛
(
でんべえ
)
とかいう野郎でね。ねぐらがまた大笑いなことに、八丁堀とは目と鼻の日本橋
馬喰町
(
ばくろうちょう
)
の大根
河岸
(
がし
)
だとぬかしゃがるんだ。
右門捕物帖:26 七七の橙
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
後続隊の野村
伝兵衛
(
でんべえ
)
、山崎
彦右衛門
(
ひこえもん
)
、
篠原一孝
(
しのはらかずたか
)
などの人々も、それぞれ一手一手の兵をつれて、城下いちめんに展戦し、前田方の犠牲者も少なくはなかったが、佐々軍は
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
関八州の
餌鳥取
(
えとりどり
)
の鑑札を出す、小田原町の
伊兵衛
(
いへえ
)
と、神田餌鳥屋敷の
伝兵衛
(
でんべえ
)
を訪ね、近頃、名人の餌刺しで、不首尾になったものはないか、商売換えをしたものはないかと聞くと
銭形平次捕物控:019 永楽銭の謎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
伝兵衛
(
でんべえ
)
数枝の父、五十四歳。
冬の花火
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
“伝兵衛”の解説
伝兵衛(でんべえ、1670年? - 1714年?)は、江戸時代中期の漂流者。記録に残る中では最初にロシアを訪れた日本人漂流民で、ロシアで日本語を教えた最初の日本人とされる。
(出典:Wikipedia)
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
衛
常用漢字
小5
部首:⾏
16画
“伝兵衛”で始まる語句
伝兵衛秀行