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会所
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くわいしよ
ふりがな文庫
“
会所
(
くわいしよ
)” の例文
旧字:
會所
跡部が
淡路町
(
あはぢまち
)
の辻にゐた所へ、堀が
来合
(
きあは
)
せた。堀は
御祓筋
(
おはらひすぢ
)
の
会所
(
くわいしよ
)
で休息してゐると、一旦散つた
与力
(
よりき
)
同心
(
どうしん
)
が又ぽつ/\寄つて来て、二十人ばかりになつた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
七つ半過に
鳥巣
(
とす
)
が
中屋敷
(
なかやしき
)
に来て、内山の口上を伝へて、
本町
(
ほんまち
)
五丁目の
会所
(
くわいしよ
)
へ案内した。時田以下の九人は
鳥巣
(
とす
)
を先に立てゝ、外に岡村桂蔵と云ふものを連れて本町へ往つた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
堀の乗つてゐた馬が驚いて
跳
(
は
)
ねた。堀はころりと馬から
墜
(
お
)
ちた。それを見て同心等は「それ、お
頭
(
かしら
)
が打たれた」と云つて、ぱつと散つた。堀は
馬丁
(
ばてい
)
に馬を
牽
(
ひ
)
かせて、
御祓筋
(
おはらひすぢ
)
の
会所
(
くわいしよ
)
に
這入
(
はひ
)
つて休息した。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“会所”の意味
《名詞》
集会、会合を行う場所。
(出典:Wiktionary)
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“会所”で始まる語句
会所守