“人食”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとくい42.9%
ひとく28.6%
ひとくら28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仕事場の一方には出来上った様々の人形が不思議な群像をなし、そのかたわらに未完成の頭、腕、足などが、まるで人食ひとくい鬼の住家すみかの様にゴロゴロと転がっていた。
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
あくる朝、赤ちゃんのすがたがどこにも見えませんので、だれいうとなく、お妃さまは人食ひとくおにだ、じぶんの子どもをころしてしまったのだ、といううわさをしはじめました。
受けるはずがないじゃございませんか、狂犬やまいぬ人食ひとくらいに違いございませんよ