“人癲癇”の読み方と例文
読み方割合
ひとでんかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「危険だね。水癲癇みずてんかん人癲癇ひとでんかんと癲癇にもいろいろ種類があるが君のはウェルテルだけあって、ヴァイオリン癲癇だ」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「……追白ついはく、久作は人癲癇ひとでんかん持病じびょうの由につき何卒なにとぞそのお積りにて願上候」
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「あの男の人癲癇ひとでんかんは評判ものです。村祭りでさえ時折ひっくり返るんですから、東京見物は無理ですよ。私が知っていたら止めるのでしたが、父は年甲斐もなく時々ああいう悪戯いたずらをして困ります」
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)