“癲癇病”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんかんや50.0%
てんかんびやう25.0%
てんかんやみ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし癲癇病（てんかんや）みの御かめのごとく眉（まゆ）の根に八字を刻んで、細い眼を釣るし上げらるるのは事実であります。
吾輩は猫である (新字新仮名) ／ 夏目漱石(著)
お聞申す樣ですが隣（となり）のお家の大藤武左衞門樣の娘のお光さんは癲癇病（てんかんびやう）だといふ事です全く然で御座りますかと問ば此方は其娘（むすめ）が婚姻破談（はだん）の事に就き胸の有也無也（うやむや）晴ざるを
大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)
如何なれば俄（にはか）に變更（へんかう）せしぞ此事逐一（ちくいち）申し上よと言れて忠兵衞おそる／＼一端（たん）斯（かく）とは約したれど箇樣々々の醫師（いし）來りて彼お光こそ癲癇病（てんかんやみ）なりとテレメンテーナと言ふ藥のことを
大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)