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亡父
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おやぢ
ふりがな文庫
“
亡父
(
おやぢ
)” の例文
亡父
(
おやぢ
)
の言葉も有るから——叔父も
彼様
(
あゝ
)
忠告したから——一旦秘密が自分の口から
泄
(
も
)
れた以上は、それが
何時
(
いつ
)
誰の耳へ伝はらないとも限らない、先輩が細君へ話す
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
可笑
(
をか
)
しいのは
賭博
(
ばくち
)
が好きだつたからといつて、
墓石
(
はかいし
)
に
骰子
(
さいころ
)
の目まで盛つたのがあつた事だ。それを考へて
伜
(
せがれ
)
の右団次も
亡父
(
おやぢ
)
の墓を幽霊の姿にでも刻んだら面白からう。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
従来
(
これまで
)
興行政策の上から、鴈治郎には随分犠牲になつてゐる。
以前
(
もと
)
の延二郎ならば
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も、
亡父
(
おやぢ
)
の名前を相続してみれば、さう/\お人好しに
許
(
ばか
)
りはなつては居られない。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“亡父”の意味
《名詞》
亡 父(ぼうふ)
死亡した父。亡き父。
(出典:Wiktionary)
亡
常用漢字
小6
部首:⼇
3画
父
常用漢字
小2
部首:⽗
4画
“亡父”で始まる語句
亡父君
亡父母