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五衣
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いつゝぎぬ
ふりがな文庫
“
五衣
(
いつゝぎぬ
)” の例文
人々
眸
(
ひとみ
)
を凝らして之を見れば、
年齒
(
とし
)
は十六七、
精好
(
せいがう
)
の緋の袴ふみしだき、
柳裏
(
やなぎ
)
の
五衣
(
いつゝぎぬ
)
打ち重ね、
丈
(
たけ
)
にも餘る緑の黒髮
後
(
うしろ
)
にゆりかけたる樣は、舞子白拍子の
媚態
(
しな
)
あるには似で
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
丈
(
たけ
)
なす髪とよじれ合いもつれ合いつゝ床を引きずって行く間、左大臣の装束とその人の
五衣
(
いつゝぎぬ
)
とが一つの大きなかたまりになって、さや/\と鳴りわたりながら
階隠
(
はしがくし
)
の方へうねって行くのに
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
“五衣(
十二単
)”の解説
十二単(じゅうにひとえ)、または十二単衣は、平安時代後期に成立した公家女子の正装。十二単という名称は、文献上女房装束(にょうぼうしょうぞく)、裳唐衣(もからぎぬ)等と呼ばれていた装束の後世の俗称である。五衣唐衣裳(いつつぎぬからぎぬも)とも呼ばれる。
五衣・唐衣・裳という名称は、この装束が「袴・単・五衣・打衣・表着・唐衣・裳」から構成されていることに由来している。
(出典:Wikipedia)
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“五”で始まる語句
五月雨
五月蠅
五
五月
五歳
五色
五位鷺
五日
五分刈
五分