“二水(にすい)” の例文
本阿弥光悦が書いた本法寺の額は「法」といふ字の扁が二水(にすい)になつてゐるので名高いものだ。
しかるにこの頃は二水(にすい)の冲の字を用ゐる人多し。両字とも水深の意なきにあらねど我邦(わがくに)にて「おき」の意に用ゐるは字義より来るに非ずしてむしろ水の真中といふ字の組立より来るに非(あらざ)るか。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)