“二水”の読み方と例文
読み方割合
にすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本阿弥光悦が書いた本法寺の額は「法」といふ字の扁が二水にすいになつてゐるので名高いものだ。
しかるにこの頃は二水にすいの冲の字を用ゐる人多し。両字とも水深の意なきにあらねど我邦わがくににて「おき」の意に用ゐるは字義より来るに非ずしてむしろ水の真中といふ字の組立より来るにあらざるか。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)