“乾殺”の読み方と例文
読み方割合
ほしころ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
食べると水膨むくむんだよ。……あの上水膨むくまれちゃ、御当人よりはたのものが助からないよ。人が乾殺ほしころしでもするように、陰へ廻っちゃ出過ぎたがる。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
不在を幸いにたっ一人いちにんの老母に少しも食事を与えませず、ついには母を乾殺ほしころそうという悪心を起して、三日半程湯茶さえ与えず、母を苦しめました
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)