“九鼎”の意味
“九鼎”の解説
九鼎(きゅうてい)は、古代中国におけるレガリア。
鼎(かなえ)は鍋釜に相当する古代中国の三本足の金属器具で祭器としても利用された。伝説によれば夏の始祖禹が九州(中国全土)に命じて集めさせた青銅をもって鋳造したものという(『史記』封禅書)。夏の最後の君主の履癸(桀)が殷の天乙(湯王)に滅ぼされたのちは殷室に、帝辛(紂王)が周の武王に滅ぼされてからは周室の所有となった。周の成王即位の折、周公旦は九鼎を洛邑に移し、ここを新都と定めたという(『墨子』耕柱)。「鼎を定む」(奠都すること)の成句はこの故事に由来する。
(出典:Wikipedia)
鼎(かなえ)は鍋釜に相当する古代中国の三本足の金属器具で祭器としても利用された。伝説によれば夏の始祖禹が九州(中国全土)に命じて集めさせた青銅をもって鋳造したものという(『史記』封禅書)。夏の最後の君主の履癸(桀)が殷の天乙(湯王)に滅ぼされたのちは殷室に、帝辛(紂王)が周の武王に滅ぼされてからは周室の所有となった。周の成王即位の折、周公旦は九鼎を洛邑に移し、ここを新都と定めたという(『墨子』耕柱)。「鼎を定む」(奠都すること)の成句はこの故事に由来する。
(出典:Wikipedia)