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九錫
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きゅうしゃく
ふりがな文庫
“
九錫
(
きゅうしゃく
)” の例文
昭は一時、大いに威を振るい、大魏大将軍になり、また、
晋
(
しん
)
王の
九錫
(
きゅうしゃく
)
をうくるにいたって、ほとんど、帝位に迫るの勢威を示した。
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今はよろしく、
魏公
(
ぎこう
)
の位に登って、
九錫
(
きゅうしゃく
)
を加え、その威容功徳を、天下に見せ示すべきでありましょう
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さきに
九錫
(
きゅうしゃく
)
の栄をうけて、魏公の
金璽
(
きんじ
)
を持たれたのは、いわゆる人臣の位を極めたというもの。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
九錫
(
きゅうしゃく
)
の栄誉を加え、臣下の
太常卿
(
たいじょうけい
)
邢貞
(
けいてい
)
にその印綬をもたせて、
趙咨
(
ちようし
)
とともに呉へ赴かせた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“九錫”の解説
九錫(きゅうしゃく)とは、中国漢朝・晋朝・南北朝時代等で皇帝より臣下に下賜された、9種類の最高の恩賞。錫は賜に通じる。前漢で王莽に下賜された「九命の錫」が原型とされている。
(出典:Wikipedia)
九
常用漢字
小1
部首:⼄
2画
錫
漢検準1級
部首:⾦
16画
“九”で始まる語句
九
九歳
九重
九十九折
九州
九段
九月
九刻
九年母
九戸