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乙訓
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おとくに
ふりがな文庫
“
乙訓
(
おとくに
)” の例文
とても生きてはいられないと言って、途中の
山城
(
やましろ
)
の
乙訓
(
おとくに
)
というところまでかえりますと、あわれにも、そこの深いふちに身を投げて死んでしまいました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
少しは調べたいもの、見たい所もあって、五六日は随分歩くつもりで、足慣らしもして来たのであるが、これでは
愛宕
(
あたご
)
、
乙訓
(
おとくに
)
、
久世
(
くぜ
)
、
綴喜
(
つづき
)
と遠っ走りは出来そうにない。
雨の宿
(新字新仮名)
/
岩本素白
(著)
恋しいあの児の手を
纏
(
ま
)
いて一しょに寝ることが出来るだろうか、という感慨を
漏
(
も
)
らしたものだが、上は序詞で、鹿の入って行く入野、入野は地名で山城
乙訓
(
おとくに
)
郡大原野村上羽に入野神社がある。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
山崎は山城の国
乙訓
(
おとくに
)
郡にあって水無瀬の
宮趾
(
みやあと
)
は摂津の国三島郡にある。
蘆刈
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
(緘石録。京都府
乙訓
(
おとくに
)
郡新神足村友岡)
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“乙訓(
乙訓郡
)”の解説
乙訓郡(おとくにぐん)は京都府(山城国)の郡。
以下の1町を含む。
大山崎町(おおやまざきちょう)
(出典:Wikipedia)
乙
常用漢字
中学
部首:⼄
1画
訓
常用漢字
小4
部首:⾔
10画
“乙訓”で始まる語句
乙訓郡