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丹生
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にゅう
ふりがな文庫
“
丹生
(
にゅう
)” の例文
祖父大納言
頼宣
(
よりのぶ
)
に似て、
剛毅
(
ごうき
)
で果断、しかし
丹生
(
にゅう
)
三万石の貧乏家来をひきいて、生涯を終るかにおもわれた彼。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いずれも以前蜥蜴を崇拝した遺風であろう(紀州日高郡
丹生
(
にゅう
)
川で、百年ばかり昔淋しい川を蜥蜴二匹上下に続いて
游
(
およ
)
ぎ遊ぶを見、怖れて逃げ帰りしを今に神異と伝え居る)
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
一つは
氷坂
(
ひさか
)
と呼ぶ
窯
(
かま
)
のことであります。郡は
丹生
(
にゅう
)
で村は吉野であります。福井や武生の陶器屋に行くと、この窯のものをよく見かけます。壺や
甕
(
かめ
)
が主で、黒の胴に白の
流釉
(
ながしぐすり
)
を垂らします。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
紀州大納言
頼宣
(
よりのぶ
)
の孫、貞光の第三男、まだ一介の部屋住みだが、越前
丹生
(
にゅう
)
の地に三万石を領して、近年、将軍綱吉に謁見し、その人もなげな天性を愛顧されて、幼名源六を新之助と改め、
加冠
(
かかん
)
して
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
丹
常用漢字
中学
部首:⼂
4画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“丹生”で始まる語句
丹生川
丹生川平
丹生山
丹生木
丹生谷
丹生津媛
丹生都姫
丹生高野
丹生津姫神