丹沢たんざわ)” の例文
景信かげのぶ陣馬じんばはらの山々は、半ば雲霧におおわれ、道志どうし丹沢たんざわの山々の峰と谷は、はっきりと見えて、洞然どうぜんたるパノラマ。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
右の端は秩父ちちぶ武甲山ぶこうさん大菩薩だいぼさつ、一度相模さがみ川の流路でたるんで、道志どうし丹沢たんざわから大山のとがった峰まで、雪が来たり雲がかかったり、四季時々の眺めには心をかるるものが多く
空とぶ円盤、丹沢たんざわ山中に墜落
宇宙怪人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
丹沢たんざわの奥へ」
キャラコさん:04 女の手 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)