“景信”の読み方と例文
読み方割合
かげのぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天狗棚山があり、小金沢山があり、黒岳があり、雁ヶ腹摺山がある——ずっと下って景信かげのぶがあり、小仏があり、高尾がある。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
其前に低く横たわっているのは高尾山、城山、小仏峠、景信かげのぶ山、陣馬ヶ峰などである。
望岳都東京 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
景信かげのぶ陣馬じんばはらの山々は、半ば雲霧におおわれ、道志どうし丹沢たんざわの山々の峰と谷は、はっきりと見えて、洞然どうぜんたるパノラマ。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)