中仕切なかしき)” の例文
上框あがりかまちの板の間に上ると、中仕切なかしきりの障子しょうじに、赤い布片きれひものように細く切り、その先へ重りの鈴をつけた納簾のれんのようなものが一面にさげてある。
寺じまの記 (新字新仮名) / 永井荷風(著)