“両肢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もろて50.0%
りょうあし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春朧ろかがむ鼠のをさなきは両肢もろて持ちそへ物ふふみ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
時には、両肢りょうあしをかがめその長い手で、地上をきながら疾風のようにはしる——ゴリラだ。私は、それと分るとぞっと寒気がし、あごががくがくとなり、膝がくずれそうになった。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)