“世禄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいろく83.3%
せろく16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文化十一年うまれで貞固よりは二つの年下である。平井の家は世禄せいろく二百石八人扶持なので、留守居になってから百石の補足を受けた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
かつ今日は、世禄せいろくの家なくして労働の身あるのみ。労すればもってくらうべし、逸すればもって飢ゆべし。
大筒おおづつ役として八百石、家光の代に御鉄砲御用衆筆頭大筒方兼帯を仰付けられ、世禄せろく千八十石、役料三百俵、左太夫と通称する、代々、世襲せしゅうの家筋になり、同役、御用衆のうち
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)