“不躰裁”の読み方と例文
読み方割合
ふていさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女の匂をぎ廻して頭髪かみ香水かうすゐの匂をさせてゐるやうな浮ついた眞似をするのでもなければ、麦酒ビールウイスキーの味を覺えて、紅い顏をして街頭まちをうろついて歩くやうな不躰裁ふていさいな眞似をするでも無い。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)