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不吉
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ふきち
ふりがな文庫
“
不吉
(
ふきち
)” の例文
今日はわけても霧の深い日で、ポー、ポーと
鳴
(
なら
)
す笛の音も、何となく
不吉
(
ふきち
)
なしらせをするように聞かれるのであった。
おさなき灯台守
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
膨
(
ふく
)
らしてアヽ其樣な
貧乏神
(
びんばふがみ
)
は
門
(
かど
)
へ寄せるも
不吉
(
ふきち
)
なり早く退出せ追出せと
呟
(
つぶや
)
きながらそこ/\に奧の方へぞ入にける
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
家庭に病人でも出来たか、子供が
大怪我
(
おほけが
)
でもしたか、婦人と子供
許
(
ばか
)
りを残して来た家庭に何か
不吉
(
ふきち
)
な危難でも生じたかと、平生から余り
呑気
(
のんき
)
でない神経質の男は
俄
(
にはか
)
に心配でならなかつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
“不吉”で始まる語句
不吉数
不吉感
不吉怖鳥
不吉な十三