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下僚
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したやく
ふりがな文庫
“
下僚
(
したやく
)” の例文
権兵衛の伴れている
下僚
(
したやく
)
は
武市総之丞
(
たけちそうのじょう
)
と云う男であった。総之丞は簣の
一群
(
ひとむれ
)
をやりすごしておいて、
意
(
いみ
)
ありそうに権兵衛を見た。
海神に祈る
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
外はまだ
微暗
(
うすぐら
)
かったが、さすがに大気は冷えていた。権兵衛は二匹の馬に手荷物を積み、二三の
下僚
(
したやく
)
を
伴
(
つ
)
れていた。下僚の中には総之丞もいた。
海神に祈る
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
翌朝になって
下僚
(
したやく
)
の者が往ったところで、権兵衛は祭壇の前で割腹していたが、未明に割腹したものと見えて、錦の小袴を染めている血に
温
(
あたたか
)
みがあった。
海神に祈る
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“下僚”の意味
《名詞》
身分の低い役人。部下となる役人。
(出典:Wiktionary)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
僚
常用漢字
中学
部首:⼈
14画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕