上躯じょうたい)” の例文
四五年前の与謝野よさの家の歌会うたかいの時、その座のクインであった晶子あきこ夫人が、着座ちゃくざしばらくにして、上躯じょうたいを左方に退ひざを曲げてその下から一脚ひとあしを曲げて右方へ出されました。
女性の不平とよろこび (新字新仮名) / 岡本かの子(著)