“上益城”の読み方と例文
読み方割合
かみましき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『肥後国誌』十二上益城かみましき東水越ひがしみずこし村の条には「この谷の奥に千束せんぞく牟田という大でいあり」ともある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
阿波那賀郡今津浦は昔の町屋の地で、その下の町の一つに片平町(阿波志)、肥後上益城かみましき甲佐こうさ郷の内に堅志田かたしたのカタビラは城砦の地で、馬場という村に属している(肥後国志)。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
これには閉口をして、もう今からそんなことは「いい出さん」といった故に、山の名をいいださんというようになったとも申します。(高木氏の日本伝説集。熊本県上益城かみましき郡飯野村)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)