三角みすみ)” の例文
ところが、三角みすみ港を出た船が、十分も航程を経ない中に、おびただしい島々のあるのに、私は先ず驚かされた。
天草の春 (新字新仮名) / 長谷健(著)
いったい、どこを掘ってもよい水です、一歩、海辺へ出ると、柑橘かんきつの実る平和な村があります、三角みすみの港から有明の海、温泉うんぜんたけをながめた風景は、到底、関東にも、関西にもありません。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
五月十七日 三角みすみ港より有明ありあけ湾を渡る。島原泊り。
七百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
三角みすみの三角岳も同じ色に鮮明にぼかされている。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
三角みすみさんが
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)