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三木竹二
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みきたけじ
ふりがな文庫
“
三木竹二
(
みきたけじ
)” の例文
派という条、実は鴎外が
単独
(
ひとり
)
で八人芸をしていたので、弟の
三木竹二
(
みきたけじ
)
の外には鴎外の片腕の指一本の力となるものすらもなかった。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
その四月に歌舞伎座で
森鴎外
(
もりおうがい
)
博士の「
日蓮辻説法
(
にちれんつじせっぽう
)
」が上場された。恐らくそれは舎弟の
三木竹二
(
みきたけじ
)
君の
斡旋
(
あっせん
)
に
因
(
よ
)
るものであろうが、劇界では破天荒の問題として世間の注目を
惹
(
ひ
)
いた。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
お兄様(鴎外)は何でも同じ本は重ねてお
綴
(
と
)
じになり、表紙を附けてお置きになるし、お兄さん(
三木竹二
(
みきたけじ
)
)は扱いにくいから、別々にして置きたいといって、いつも争いになるのでした。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
学生風なのはその頃マダ在学中の
三木竹二
(
みきたけじ
)
で、兄弟して款待されたが、三木君は余り口を開かなかった。
鴎外博士の追憶
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
それらの事情から、とても芝居
覗
(
のぞ
)
きどころの騒ぎではないので、わたしは自分が受持ちの劇評を
三木竹二
(
みきたけじ
)
君にたのんで、編集の仕事と従軍の準備とに昼夜をあわただしく送っていた。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
▼ もっと見る
ずっと後のことですが、次兄の篤次郎は筆名を
三木竹二
(
みきたけじ
)
といって、大の
芝居好
(
しばいずき
)
で、九代目団十郎が
贔屓
(
ひいき
)
でした。その団十郎が「
高時
(
たかとき
)
」を上演しました時に、勧められて祖母と一緒に見に行きました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
竹
常用漢字
小1
部首:⽵
6画
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
“三木”で始まる語句
三木
三木仁兵衛
三木健
三木城
三木本
三木清
三木町
三木俊連
三木愛花
三木道八