“三木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みき66.7%
さんぼく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この小屋には、同じ組の二宮にのみや君と三木みき君が一番よく遊びに来た。この二人も、そうとうなアマチュアであった。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
即ち事は頼氏につらなつてゐる。頼氏では三月に山陽の次男辰蔵が六歳にして夭した。「幻華一現暫娯目、造物戯人何獪哉。」しかし五月に至つて四男三木みき八が生れた。後の三樹三郎醇みきさぶらうじゆんである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
園丁これをオガタマの木と呼べどもわれいまだオガタマなるものを知らねば、一日いちにち座右ざうにありしはぎ先生が辞典を見しに古今集三木さんぼくの一古語にして実物不詳とあり。
来青花 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)