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三戸野
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みとの
ふりがな文庫
“
三戸野
(
みとの
)” の例文
あなた様が
二十歳
(
はたち
)
、わたくしも二十歳の六月。お叱りをうけて、
三戸野
(
みとの
)
の山へやられました時、あなた様は、私へこう仰せになりました。
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なす
喘
(
あへ
)
ぎながら
語
(
ものい
)
ふが苦しげなれば
此方
(
こなた
)
より
此
(
こゝ
)
はなどゝ
問
(
とは
)
ん時のほか話しかけるに及ばずと云へど左れど國自慢に苦しげながら又
不問語
(
とはずがたり
)
するも
可笑
(
をか
)
し野尻を過ぎ
三戸野
(
みとの
)
にて
檜笠
(
ひのきがさ
)
を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
この於霜は、
三戸野
(
みとの
)
の山中にまる二年、夫人が幽居していた頃から、側近く召使って来たあの炭焼の小娘であったが、今はもう見違えるばかりになっていた。
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大逆人の血すじよ、光秀の娘よと、あらゆる
辱
(
はずかし
)
めと、怒りにまかす仕返しの手がつき
纒
(
まと
)
うであろう。——別離は、慈悲と思え。迦羅奢、山へ逃げろ、
三戸野
(
みとの
)
の山奥へでも落ちて行け
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
“三戸”で始まる語句
三戸
三戸前
三戸町
三戸古