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三巴
ふりがな文庫
“三巴”の読み方と例文
読み方
割合
みつどもえ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みつどもえ
(逆引き)
渋仕立
(
しぶじたて
)
の江戸っ子の皮肉屋と、
伊達小袖
(
だてこそで
)
で寛濶の侠気を売物の浪六と、舞姫のように物優しい眉山との
三巴
(
みつどもえ
)
は、みんな彼女を握ろうとして、仕事を巧みすぎて失敗した。
樋口一葉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
あの、能の
葛桶
(
かつらおけ
)
のような形で、青貝じらしの
蒔絵
(
まきえ
)
で、
三巴
(
みつどもえ
)
の定紋附の古い
組重
(
くみじゅう
)
が沢山ありますね。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
有意識か無意識か、巴の輪は
回
(
めぐ
)
るに従って次第に狭まって来た。遂に
三巴
(
みつどもえ
)
が一所に寄って、丸い円になろうとする少し前の所で、
忽然
(
こつぜん
)
その一つが欠けたため、残る二つは平衡を失った。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
三巴(みつどもえ)の例文をもっと
(5作品)
見る
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
巴
漢検準1級
部首:⼰
4画
“三”で始まる語句
三
三味線
三月
三昧
三日
三人
三輪
三度
三和土
三方
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巴屋三右衛門
“三巴”のふりがなが多い著者
夏目漱石
長谷川時雨
泉鏡花