“三州奇談”の読み方と例文
読み方割合
さんしうきだん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかしは加州山中(かしうさんちう)の温泉宿(をんせんやど)に、住居(すまひ)の大圍爐裡(おほゐろり)に、灰(はひ)の中(なか)から、笠(かさ)のかこみ一尺(いつしやく)ばかりの眞黒(まつくろ)な茸(きのこ)が三本(さんぼん)づゝ、續(つゞ)けて五日(いつか)も生(は)えた、と言(い)ふのが、手近(てぢか)な三州奇談(さんしうきだん)に出(で)て居(ゐ)る。
くさびら (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)