“三州屋”の読み方と例文
読み方割合
さんしゅうや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
書抜の読合よみあわせ済みし日音羽屋は茶屋三州屋さんしゅうや二階に竹本相生太夫たけもとあいおいたゆうを招き置きて「紙治」一段を語らせこれを登場俳優一同に傾聴せしめ
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
小伝馬町の三州屋さんしゅうやの階上で、荷風、有明両氏をはじめ私たち「パンの会」の一連が集って盛んに鬱憤うっぷんを晴らしていると、その席へ有島生馬ありしまいくま君の携えて来たのが『白樺』の創刊号であった。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)