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三々伍々
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さんさんごご
ふりがな文庫
“
三々伍々
(
さんさんごご
)” の例文
麓
(
ふもと
)
にも、芝生の上にも、泉水の
畔
(
ほと
)
りにも、
数奇
(
すき
)
を凝らした
四阿
(
あずまや
)
の中にも、モーニングやフロックを着た紳士や、華美な
裾
(
すそ
)
模様を着た夫人や令嬢が、
三々伍々
(
さんさんごご
)
打ち
集
(
つど
)
うているのだった。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
歌麿と相並んで豊国もまた『絵本
時世粧
(
いまようすがた
)
』において見る如く、
皺
(
しわ
)
だらけの老婆が髪を島田に結ひ顔には
処々
(
ところどころ
)
に
膏薬
(
こうやく
)
張り
蓆
(
むしろ
)
を
抱
(
かか
)
へて
三々伍々
(
さんさんごご
)
相携へて
橋辺
(
きょうへん
)
を歩む
夜鷹
(
よたか
)
を写生したる画家なり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
々
3画
伍
漢検準1級
部首:⼈
6画
々
3画
“三々”で始まる語句
三々五々
三々九度