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一当
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ひとあて
ふりがな文庫
“
一当
(
ひとあて
)” の例文
旧字:
一當
まだまだあの
女将
(
おかみ
)
はやつてゐる。キリキリと砥石に
一当
(
ひとあて
)
あてて、じつと聴くともなく
刃
(
は
)
を返すとホロリと涙が落ちた。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
梅「清藏どん、取押えた、なか/\勝手を知った奴と見えて、廊下伝いに入った、力のある奴だが、
柔術
(
やわら
)
の手で押えたら動けん、今暴れそうにしたからうんと
一当
(
ひとあて
)
あてたから縛って下さい」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
また
一当
(
ひとあて
)
当てられて
揉手
(
もみで
)
をして
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥