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一巡
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いちじゅん
ふりがな文庫
“
一巡
(
いちじゅん
)” の例文
三人は、それから、そろって各室を
一巡
(
いちじゅん
)
した。朝倉先生は、室ごとに、入り口をはいると、立ったままで
無造作
(
むぞうさ
)
に言った。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
三人三様の議論が
丁度
(
ちょうど
)
一巡
(
いちじゅん
)
したところへ、後の
扉
(
ドア
)
がコツコツと鳴って、三等水兵の、真紅な顔が現れた。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
車で
一緒
(
いっしょ
)
に都を
一巡
(
いちじゅん
)
しながら色々話を
承
(
うけたまわ
)
ろうと云う。孔子は欣んで服を改め直ちに出掛けた。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
通路は環状になっていて、手前に
欄干
(
らんかん
)
があり、前が厚い
硝子張
(
ガラスばり
)
の横に長い窓になっていた。通路を
一巡
(
いちじゅん
)
すれば、上下相当の視角にわたって四方八方が見渡せるのであった。
宇宙尖兵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
八時半に出勤せられると、直ぐに園内を
一巡
(
いちじゅん
)
せられますが、先ず一時間
懸
(
かか
)
ります。
爬虫館事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
博士は、係官を手まねきして、陳列棚の前を
一巡
(
いちじゅん
)
した。
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“一巡”の意味
《名詞》
順番や巡回の箇所をひとまわりすること。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
巡
常用漢字
中学
部首:⼮
6画
“一巡”で始まる語句
一巡周