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一匙
ふりがな文庫
“一匙”の読み方と例文
読み方
割合
ひとさじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとさじ
(逆引き)
いつものように砂糖を分配してくれるものがないので、大きい方がやがて壺の中から
一匙
(
ひとさじ
)
の砂糖をすくい出して自分の皿の上へあけた。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
主人の中川またしても自慢顔「諸君、今度こそ誰もまだ試みた事のない珍料理で僕の新発明だ。玄米のマッシ、即ち玄米のお粥というようなものだ」小山が先ず
一匙
(
ひとさじ
)
を
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
夜中にでも、ちよつと
咳
(
せき
)
が聞えると、どんなに眠くつても、すぐに飛び起きて、シロップを
一匙
(
ひとさじ
)
飲ませる……。あの人は、「アリガタウ」つて、そのたんびに、お礼を云ふの。
モノロオグ
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
一匙(ひとさじ)の例文をもっと
(6作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
匙
漢検準1級
部首:⼔
11画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
検索の候補
一箸一匙
“一匙”のふりがなが多い著者
村井弦斎
夏目漱石
北原白秋
岸田国士