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一中
ふりがな文庫
“一中”の読み方と例文
読み方
割合
いっちゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっちゅう
(逆引き)
長唄や清元にきく事の出来ないつやをかくした
一中
(
いっちゅう
)
の唄と絃とは、幾年となくこの世にすみふるして、すいもあまいも、かみ分けた心の底にも
老年
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
余興に松尾氏と若井氏とが得意の
一中
(
いっちゅう
)
を語ったりして陽気なことでありました。
幕末維新懐古談:61 叡覧後の矮鶏のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
追
(
お
)
ひ
駈
(
か
)
けてまた人を遣り、あの
竪樋
(
たてどい
)
の音に負けぬやうにと、三谷が得意の
一中
(
いっちゅう
)
始まりて、日の暮るるをも知らざりけり、そもそも堀田原の
中屋
(
なかや
)
といつぱ、ここらには
熟
(
よ
)
く知れ渡りたる
競呉服
(
せりごふく
)
にて
そめちがへ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
一中(いっちゅう)の例文をもっと
(7作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
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