“ヲンナベヤ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:をんなべや
語句割合
女部屋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物語りする刀自たちの話でなく、若人ワカウドらの言ふことは、時たま、世の中の瑞々ミヅヽヽしい消息セウソコを傳へて來た。奈良の家の女部屋ヲンナベヤは、裏方五つを通した、廣いものであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
物語りする刀自たちの話でなく、若人ワカウドらの言ふことは、時たま、世の中の瑞々ミヅヽヽしい消息セウソコを傳へて來た。奈良の家の女部屋ヲンナベヤは、裏方五つを通した、廣いものであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
物語りする刀自たちの話でなく、若人ワカウドらの言ふことは、時たま、世の中の瑞々ミヅミヅしい消息セウソコを伝へて来た。奈良の家の女部屋ヲンナベヤは、裏方五つを通した、広いものであつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
郎女たちの居る女部屋ヲンナベヤまでも、何時イツもづか/″\這入ハヒつて来て、ハバカりなく古物語りを語つた、あの中臣志斐媼ナカトミノシヒノオムナ——。あれと、おなじ表情をして居る。其も、モツトモであつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
藤原南家ナンケにも、常々、此年よりとおなじやうなオムナが出入りして居た。郎女たちの居る女部屋ヲンナベヤまでも、何時もづか/″\這入つて來て、憚りなく古物語りを語つた、あの中臣志斐媼ナカトミノシヒノオムナ——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
藤原南家ナンケにも、常々、此年よりとおなじやうなオムナが、出入りして居た。郎女たちの居る女部屋ヲンナベヤまでも、何時もづか/″\這入つて來て、憚りなく古物語りを語つた、あの中臣志斐媼ナカトミノシヒノオムナ——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)