“ミナゾコ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:みなぞこ
語句割合
水底100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるで、カヅきする海女アマ二十尋ハタヒロ三十尋ミソヒロ水底ミナゾコから浮び上つてウソブく様に、深い息の音で、自身明らかに目が覚めた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
水底ミナゾコ水漬ミヅく白玉なる郎女の身は、やがて又、一幹ヒトモトの白い珊瑚のである。脚を根、手を枝とした水底の木。頭に生ひ靡くのは、玉藻であつた。玉藻が、深海のうねりのまゝに、搖れて居る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
水底ミナゾコ水漬ミヅく白玉なる郎女の身は、やがて又、一幹ヒトモトの白い珊瑚のである。脚を根、手を枝とした水底の木。頭に生ひ靡くのは、玉藻であつた。玉藻が、深海のうねりのまゝに、搖れて居る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
水底ミナゾコ水漬ミヅく白玉なる郎女の身は、やがて又、一幹ヒトモトの白い珊瑚サンゴである。脚を根、手を枝とした水底の木。頭に生ひ靡くのは、玉藻であつた。玉藻が、深海のうねりのまゝに、揺れて居る。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)