“ミカミ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:みかみ
語句割合
御神100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
惟神とは「神それ自身」の意であつて、天皇陛下が唱へ言を遊ばされる為に、神格即惟神のアキ御神ミカミの御資格を得させられるのである。
神道に現れた民族論理 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
この御酒ミキは、我が御酒ならず。くしの神 常世にいます、いはたゝす すくな御神ミカミの、豊ほき、ほきもとほし、神ほき ほきくるほし、まつりこし御酒ぞ(仲哀天皇紀)
神道に現れた民族論理 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
この御酒ミキは、吾が御酒ミキならず。くしの神 常世トコヨイマす いはたゝす すくな御神ミカミの、神寿カムホキ 寿きくるほし、豊ほき 寿モトほし、まつりし御酒ぞ。あさずせ。さゝ(仲哀記)
村々の祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
漣のクニ御神ミカミ心荒ウラサびて、荒れたる宮処ミヤコ見れば 悲しも(同)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)