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パット
ふりがな文庫
“パット”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
撫
40.0%
軟打
40.0%
軽打
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
撫
(逆引き)
そうしたことを、取とめもなく考えていると、信一郎は一刻も早く、目的地に着いて
初々
(
ういうい
)
しい静子の透き通るようなくゝり
顎
(
あご
)
の
辺
(
あたり
)
を、軽く
撫
(
パット
)
してやりたくて、仕様がなくなって来た。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
パット(撫)の例文をもっと
(2作品)
見る
軟打
(逆引き)
丁度その途端、信一郎の肩を軽く
軟打
(
パット
)
するものがあった。彼は
駭
(
おどろ
)
いて、振り
顧
(
かえ
)
った。そこに微笑する美しき瑠璃子夫人の顔があった。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
パット(軟打)の例文をもっと
(2作品)
見る
軽打
(逆引き)
ヴェルデル博士に情のこもった
軽打
(
パット
)
をされると、その刹那に朝子の心には悲しそうに伏目になって唇の両端を拇指と薬指とで押えるようにしている父親の親愛な表情が泛んだ。
おもかげ
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
パット(軽打)の例文をもっと
(1作品)
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