“ハンガリー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
匈牙利66.7%
洪牙利33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの伊太利イタリア統一の如き、また独逸ドイツ連邦成立の如き、もしくは匈牙利ハンガリーの独立運動の如き、すべてそれである。かくの如くして成立したるものを名づけて民族的国家という。
文明史上の一新紀元 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
匈牙利ハンガリーの首都ブダペストから四哩程離れた田舎に、ツインコタという風光明媚な避暑地がある。
生きている戦死者 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
煙草たばこばかり吹かしている洪牙利ハンガリー人や、顔色の黒いヌビヤ人や、身長せいの高くない日本人や、喧嘩早い墨西哥メキシコの商人などが、黄金かねの威力に圧迫され、血眼ちまなこになって歩いている。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
しかしこれは例外に属し、普通の常例ではない。現今不成典主義を採って居る国は、文明国中では英吉利イギリス洪牙利ハンガリーとの二者に限り、他はことごとく成典主義を採って居る。