“匈牙利”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ハンガリー85.7%
ハンガリ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねえ支倉君、『ニーベルンゲン譚詩リード』のこの事件における意義は、けっして後半の匈牙利ハンガリー王宮にはない、むしろ前半の、しかも氷島イスランドの中にあるんだ。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
安料理の匈牙利ハンガリーグラシユが、一万五千クロネであるから、なるほど、「あそこの飯は少し高いよ」であつた。僕は食後の咖啡コーヒーをしづかに飲ほしてそこを出た。
接吻 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
匈牙利ハンガリ古曲に、ピアノソロに、或は菅絃楽オーケストラの高き調にゆき、銀笛を吹き、道化た面して弄玩品おもちやの鉄琴をもうちたたけ。
桐の花とカステラ (新字旧仮名) / 北原白秋(著)