“ヅボン”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:づぼん
語句割合
洋袴50.0%
股衣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある朝の事、軍曹は洋袴ヅボンの隠しに両手をし込んだ儘、妙に悄気しよげた顔をして入つて来た。それを見た俘虜の一にんが訊いた。
露西亜人は拭いたばかしの両手を洋袴ヅボンの隠しに突込んで、後方うしろを振り向いた。そこには七面鳥のやうに、ぱつと裾を広げたアメリカ女が立つてゐた。
ひろ股衣ヅボン大股おほまた
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)