“チヤーチ”の漢字の書き方と例文
語句割合
会堂100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
会堂チヤーチなかのぞいて見た事もない。まへへ立つて、建物を眺めた。説教の掲示を読んだ。鉄柵の所を往つたりたりした。ある時はかつて見た。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
女はなかめぐらしかけた。相変らずひく下駄げた穿いてゐる。男はわざと会堂チヤーチかきに身を寄せた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
美禰子の会堂チヤーチへ行く事は始めて聞いた。何処どこ会堂チヤーチか教へてもらつて、三四郎はよし子にわかれた。横町を三つ程まがると、すぐまへた。三四郎は全く耶蘇ヤソ教に縁のない男である。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)