“シャボン”の漢字の書き方と例文
ひらがな:しゃぼん
語句割合
石鹸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで、きっと貴方は、私がんだ檸檬水レモナーデ麦藁ストローから、石鹸シャボン玉が飛び出したとでも……。いいえ私は、麦藁ストローを束にして吸うのが習慣なのでございますわ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「僕が仇討ちの為めに流浪るろうしていることを知っていたんだ。野口君、君の辞令を見た日から僕は石鹸シャボンで首を洗って待っていたと昔と同じ積りで冗談を言うんだ」
首切り問答 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
そうしてい加減、暖たまったところで立ち上るとすぐに、私を流し場の板片いたぎれの上に引っぱり出して、前後左右から冷めたい石鹸シャボンとスポンジを押し付けながら
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)