“サイン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
署名75.0%
広告文字6.3%
広告6.3%
正弦6.3%
自署6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕はここに名を載せられていない旗太郎と、クリヴォフとそのどっちかのうちに、犯人の署名サインがあるのではないかと思うのだよ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
切り抜きの広告文字サインももう飛び揚ってしまった頃、前に被害者の犯した過失が、ここで恐るべき結果をもたらします。
デパートの絞刑吏 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
訊き終ると喬介は、広告気球バルーンのロープに着いてあがって行く切り抜きの広告文字サインを見詰めた。
デパートの絞刑吏 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
どこにでも見かけるもの——OSAKEという広告サイン、と言っても、禁酒国だから酒場バーではない。「オサケ」は会社のこと。
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
その上面に電熱板を置いて、それに正弦サイン波形の熱を加えて、内部の温度変化を熱電対で測るという方法である。
低温室だより (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
「金子さんのはどうせ盲判でしょうけれど、あなたのは良心の自署サインよ。雨が降ったぐらいで休めて?」
勝ち運負け運 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)