“コルサアジユ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
胴衣50.0%
肌衣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
支那人の残忍な気持が我我われわれ日本人の解して居るよりも徹底して表現されて居るやうに想はれた。婦人の観客くわんかく上衣うはきを脱いで肉色にくいろの勝つた胴衣コルサアジユの美しいのを誇りかに見せるのは大阪風に似て居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
僕と曙村しよそんとが最後の二つの椅子に掛けたので、翁と僕との間の空いた椅子へ翁はその婦人を坐らせた。その時翁が「公爵夫人コンテツス」とばれたので貴婦人だと気附いたが、胴衣コルサアジユジユツプも質素な物を着けて居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
そして画架に書きさした赤い肌衣コルサアジユの女