“カバー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
表裝33.3%
被布33.3%
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「其のソフォクレースの表裝カバーは大したものですね」
半日 (旧字旧仮名) / 有島武郎(著)
船にのぼりしころは日ようやく暮れて東の空には月いで、わが影淡く甲板に落ちたり。卓あり、粗末なる椅子いす二個を備え、主と客とをまてり、玻璃はり製の水瓶びんとコップとは雪白なる被布カバーの上に置かる。
おとずれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
しかし応用が利きます。自動車の席のカバーに五十銭銀貨を一枚紋つきのようにクッキリ染め抜いて置くんですって、如実に五十銭と見せる為めには刺繍の方が宜かろうと申しました。自動車を
求婚三銃士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)