“シーツ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
敷布89.5%
寝布5.3%
被布5.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その男というのは、顔を仰向けて、半身を敷布シーツにおおわれて、両腕をからだのそばに伸ばして、テーブルの上に横たわっていた。
敷布シーツの先を伝わって、雨滴れの合間を縫って……そうしてその時も、地蟲のしわがれたような声を聴いたのである。
地虫 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
第二。すでに紳士だから世のつねの紳士のごとく、いかに身に粗服をまとうとも靴の先だけは木賃宿の寝布シーツで拭いて光らせている。
字で書いた漫画 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
赤茶気た室内電燈に照らされた寝台の中には最前の小柄な瘠せ枯れた白人の老爺が、被布シーツから脱け出してゴリゴリギューギューといびきを掻いている。
人間レコード (新字新仮名) / 夢野久作(著)