“アラシ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:あらし
語句割合
暴風雨50.0%
暴風37.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暴風雨アラシ 静まりにけり。村なかの白木蓮にそゝぐ雨なり
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
其が門渡トワタる船と見えてゐる内に、暴風アラシである。空は愈々青澄み、昏くなる頃には、藍の樣に色濃くなつて行つた。見あげる山の端は、横雲の空のやうに、茜色に輝いて居る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
婢女を先に、行道の群れは、小石をトバアラシの中を、早足に練り出した。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)